思い出の小箱


 







ここ10年ほど続けてきた国内、国外の旅行を順不同ですが少しずつ思い出しながら振り返ってみようと思います。
デジカメを使い出したのは10年くらい前からですから、それ以前の写真はアルバムに貼ってある写真をスキャナーでコピーしたものをのせます。デジカメに比べると画素数がぐんと落ちますので映像が荒くなりますが、これはやむおえないところです。
 

マドリッドへ       スペインの旅その一
2005年11月に出かけた「マドリッド滞在 スペイン美術探訪 8日間」の旅の思い出を綴ってみようと思います。

やはり、目的はプラド美術館ですがスペインの生んだ偉大な画家たちゴヤ、ベラスケス、ムリーリョ、エル・グレコの絵を訪ねて聖堂、デスカルサス・シアレス女子修道院,王立美術アカデミー などを歩きました。

プラド美術館はその保持する絵画の多さでは世界有数ですが、ことにベラスケスの「ラス・メニーナス」という宮廷で色々な人に囲まれる王女マルガレーテの絵が有名です。

そのほかにもスペインの生んだ偉大な画家ゴヤ、スペイン人ではないけれどギリシャからやってきてマドリッド郊外のトレドで主に宗教画を多く制作したエル・グレコの絵などが目立ちます。

私はエル・グレコの絵に魅かれました。

あまり好きな画家ではないと思っていたのですが多くの絵に接しているうちにその人間臭い絵の表現にどんどん取り込まれていく感じがしました。
独特の色調とダイナミックな筆使いは迫力があります。


 そして、マドリッドで食べたものでおいしかったのはハモンセラーノ(生ハム)とパエリャでしょうか。

スペインではバルとよばれるレストランよりは気軽にワインを飲める店で、ちょっとしたつまみピンチョス(小皿料理のようなもの)を楽しむというのが多く、豊富な魚介類がパエリャのような料理を生んだのでしょう。

えび、イカ、タコ、カニ、イワシ、ムール貝などがが店先に並んでいます。

このパエリャはレストランで食べたもので、
白服のボーイが恭しく運んできて一通りみんなに見せた後で取り分けてくれました。
2011/10/2


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