思い出の小箱


 









ここ10年ほど続けてきた国内、国外の旅行を順不同ですが少しずつ思い出しながら振り返ってみようと思います。
デジカメを使い出したのは10年くらい前からですから、それ以前の写真はアルバムに貼ってある写真をスキャナーでコピーしたものをのせます。デジカメに比べると画素数がぐんと落ちますので映像が荒くなりますが、これはやむおえないところです。
 

南仏エクサンプロバンスにセザンヌの足跡をたどる旅をしてきました           
                      (2006年6月)


    
2006年という年は画家セザンヌの没後100年ということで、そのセザンヌの暮らした土地 AIX EN PROVANCE(通常日本ではエクサンプロバンスとよばれていますがAIXは水のことでフランスではエクスと呼ぶことが多いようです。プロバンスの水の都と言うことらしいです。)に行って特別展やセザンヌのアトリエ、彼の愛した石切り場、サントビクトワール山を望む丘などを中心に見て歩きました。

ツアー名は朝日サンツアーズの美の旅特別企画「セザンヌ没後100年記念 プロバンスのセザンヌ展特別鑑賞の旅
という
やたら長ったらしいものです。

まずパリへ行ってオランジュリー美術館とオルセー美術館でセザンヌの絵を見ました。

3日目は自由行動でルーブル美術館に行く人が多かったのですが我々は以前数回見ているので国立中世美術館「クリュニュイ美術館」に行き有名なタペストリー「貴婦人と一角獣」を中心に珍しいタペストリーを見て歩きました。

中世の石造りの建物はひんやりとしていて気持ちよく、訪れる人もまばらなのでゆっくりと楽しむことができました。
クリュニイ美術館外観   中世の絵画  静かな館内
4日目は 航空機でマルセイユに移動。バスでエクスへ向かいました。


先日NHKの「世界街歩き」という番組でエクスが紹介されましたが街の至る所に噴水があり、ゆったりした並木道を肌を太陽にさらした観光客がのんびりと散歩したり、カフェでくつろぐ姿はまさにリゾート地そのもです。

で、セザンヌですが彼はこの街を愛し、一時パリに暮らしたことはあるものの帰ってきて生涯をこで終えました。
画家にありがちな貧乏物語はセザンヌにはなく、案内された彼ゆかりの場所はいずれも立派なものでした。

彼が一時住んでいた「ジャ・ド・ブファン」、「彼のアトリエ」「ビベミュスの石切り場」「シャトウ・ノワール」、「サントビクトワール山」などを現地のガイド(日本人)が案内してくれました。

プロバンスの鉄道橋
後ろの岩山がプロバンスらしい景色 
 ミラボー通りの苔の噴水  プロバンス独特の壁の色  これ、なんだ?
靴底についた犬の糞落とし。玄関口についてます
     
セザンヌの愛したサント・ビクトワール山  セザンヌのアトリエで  プロバンス柄の布専門店  糸杉のある風景
     

 この旅で出会ったおいしい、あるいは珍しい食べ物の紹介です。
 トレビスやハーブのサラダの後ろの白濁した飲み物はプロバンス名物のパスティス  これぞ本場のブイヤベース(すごい量)パンとアイオリソースで食べる(魚はすべてだしになり、出てこない)  さっき見てきたビベミュスの石切り場の岩のようなポークステーキ サンジェルマン・デ・プレの「レ・ドウ・マゴ」のハム入りオムレツ これがプロの仕事?向こう側はさやいんげんのサラダ
       

結局日本の料理は見た目を気にし過ぎってことでしょうか?あちらの人はこのくらい食べないと満足しないようです。

Last Update 2011/8/14

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